危険物分類

危険物

危険物については、消防法で定められています。

一般的に、次のような性質をもった物品をいいます。

  • 火災発生の危険性が大きいもの
  • 火災拡大の危険性が大きいもの
  • 消火の困難性が高いもの

分類

分類性質
第1類
酸化性固体
・固体であって、そのもの自体は燃焼しない
・他の物質を強く酸化させる性質
・可燃物と混合した時に、熱・衝撃・摩擦によって分解する
・極めて激しい燃焼を起こさせる危険性を有する
第2類
可燃性固体
・着火しやすい固体または比較的低温(40℃未満)で引火しやすい固体
・出火しやすく、かつ、燃焼が速く、消火することが困難であるもの
第3類
自然発火性物質及び禁水性物質
・空気にさらされることにより、自然に発火する危険性を有する。
・水と接触して発火しもしくは可燃性ガスを発生するもの
第4類
引火性液体
・液体であって、引火性を有する。
第5類
自己反応性物質
・固体又は液体であって、加熱分解などにより、比較的低い温度で多量の熱を発生し、または爆発的に反応が進行するもの
第6類
酸化性液体
・液体であって、そのもの自体は燃焼しないが、混在する可燃性の燃焼を促進する性質を有するもの

第4類引火性液体分類

第4類の引火性液体は分類があります。

分類引火点性質
第1石油類21℃未満ガソリン、アルコール類
第2石油類21℃以上70℃未満灯油、軽油
第3石油類70℃以上200℃未満重油
第4石油類200℃以上250℃未満ギヤー脂

この記事を書いた人

品質保証課で化学物質調査の担当者として働いています。
宜しくお願いします。

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